ベースキットはフジミのプラモデルです。
このキットはかなり曲者で設計ミスが多くそのまま組むととてもみれたものではありません。
今回そんなキットの設計ミスを徹底的に改修して組み上げています。
修正箇所の詳細は下部に掲載の画像でご確認いただけますが、途方も無い地道な微調整と修正を重ねています。制作期間はおよそ4ヶ月。労力も時間も取られるキットですが、全くそのような痕跡を一切完成品には残っていません。数々のF1プラモを組み上げてきたKen_1氏の腕だからこそ見事に組むことができたと言っても過言ではないと思います。
大きな改修については別途ご確認いただくとして、それ以外にもディフューザー、ウイング翼端版、ステーなどのエッジを実車さながらに修正、モノコックにはカーボンデカール貼り付け、アンダーパネルはカーボン調塗装を施しています。また、ボーテックスジェネレーターはブラジルGP仕様の短いタイプに修正しテンションバーを追加、アンテナは基部の部分からすべて金属パーツで作り起こし、ウインドウスクリーン部にはステンレスボールの埋め込み、オンボードカメラはカメラ部分にエッチングパーツの埋め込み、ラジエターダクト部にはリベットを再現し、大掛かりな改修とは別にもちろんこまいところまで手をくわ妥協を許さず仕上げられています。