掲載している商品画像にあるフィギュアは付属しません。
1984年、モナコGPで2位に入賞しアイルトン・セナが初めて表彰台に上がった仕様です。このレース、大雨でセナは非力なマシンながらトップのプロストを激しく追い上げていました。しかし、78周のはずのレースが31周で赤旗、打ち切りとなってしまいました。もし、最後まで行われていればセナの初優勝になっていたかもしれません。タメオのモナコGPのキットにレインタイヤは入っているのですが、トールマンが使用していたミシュランではなくグッドイヤーのレインタイヤですので本モデルはスリックタイヤの予選仕様として製作しています。
製作はハイディティールモデルのスペシャリスト猪木俊明です。キットのエッチングのサスペンションはそのままでもシャープですが、断面を翼断面化した上でサスペンション基部のパーツまで正確に作り直しています。コックピット内部も全面的に作り直しています。シートベルトはもちろん布製、よく見ていただくとわかりますが、シフトリンケージのパーツまで作り直しています。バックミラーは鏡面部分を彫り込んで鏡面を埋め込んでします。このモデルで最も手がかかっているのはハートの直4ターボエンジンです。ほとんどのパーツを新規に作り直しており非常にリアルな仕上がりとなっています。バカデカイリヤウイングのために撮影しにくかったのでちょっとわかりにくいかもしれませんが、実物を見ていただければその精密さに驚かされます。ウイングはより翼断面に近い形状に修正していますし、タイヤはフジヤ製、ホイールにエアバルブも追加しています。オマケでセナフィギュアも付いています。